前回は「お母さんのコントロール欲を手放そう」でしたが、今回は、子どもという「人」ではなく、「環境」は変えられる、ことを伝えたいです。
よく「他人と過去は変えられない」と言われます。
変えられるのは「自分と未来だけ」と。
自分が変えられることと変えられないこと、また自分の課題とそうでないことの区別をつけることが大事だと思います。
環境=例えば、リビングの掃除や食事内容、話しかける言葉やタイミング等、家庭の中のあらゆる環境は、良い方向に変えることができます。
でもそれは、子どもをコントロールするためではなく、家族や家庭の在り方として、よりよい方向へ変えていこう、という意識です。
健康の維持のために、できるならば添加物の少ない、良質の材料で料理をした方が良いですよね。
家族で使うリビングは、清潔で整っていた方がいい。
会話では、相手を主語にする「YOUメッセージ」ではなく、私を主語にする「Iメッセージ」で言葉を使った方が、
相手を責める感じにならずに気持ちが伝わりやすい。
あと、なんといっても、お母さん自身の生き方。
自分の夢や目標に向かって、楽しく活動している姿を見せること。
そういった、子どもの周りの、物質的・人的環境は、いくらでも変化させることはできます。
何が家族にとっていいのか、さらに自分の生き方にとっていいか、よく深掘りして、
人生に悔いのないよう、毎日を生きている家族(お母さん)がいれば、
その姿を見ている子ども達は、少なからず影響を受けるのではないかと思います。
まずお母さん自身が癒やされて、人生を楽しく生きること。
そして、変えられるところと変えられないところを認識し、変えられるところに集中する。
それが子育てに大切だと思っています。
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