誠実に、率直に、対等に、表現する会話

毎月1回つくば市の吾妻交流センターで行われる、つくばアサーティブの会(傾聴のワーク)に参加しました。

【アサーティブとは…自分の気持ちや意見を、相手の気持ちも尊重しながら、誠実に、率直に、そして対等に表現する会話方法のことです。】

最初に、この会の決まりごとを参加者全員で確認します。

・相手の話を、ハートの目で聴くこと。
・相手の話を評価しない。対等で安全な場所づくりを心がける。
・相手の話をじっくりと待つ姿勢を心がける。

その後、アサーティブの第1人者である、イギリスのアン・ディクソン氏の言葉の紹介があります。

『私は、生涯をかけて”対等性”ということを考え続けてきました。そして心から本当に、人間の対等性を信じています。

たとえ肌の色、文化、性別、所有の有無などの違いがあったとしても、その違いを否定することなく受け入れて、そしてなお、自分という人間と相手という人間とが対等に向き合うことは、可能であるはずだと』

そして自己紹介をして、【世界人権宣言】の輪読をします。

この【世界人権宣言】とは、1948年12月10日の国際連合で採択された、全ての人民と国が達成すべき基本的人権についての宣言で、私の尊敬するアメリカのエレノア・ルーズベルトが起草したと言われています。

この会で輪読するものは、谷川俊太郎が翻訳協力をされた、『アニメ絵本 世界人権宣言』(金の星社)より引用し、第1条〜第30条まで子どもでも分かりやすく表現された言葉で記された宣言を、1人1条ずつ読んでいきます。

月に1回、改めて『世界人権宣言』に触れると、理想的な世界構造がすでに明文化されていること、そして、日常のマイルドな差別的雰囲気から抜け出し、幸せで穏やかな地球平和の空気感を味わうことができます。

輪読後、2人1組になってロールプレイをした後、最後に全員で集まり、感想を伝え合って終了です。

ジャッジのない会話をすることで自己開示がしやすく、また他の方々の自己開示のお話を聴くことで、たくさんの学びがありました。また参加したいです。

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