失敗談①で、子育てに「理想があること」を書きました。
次に思い浮かぶのは、「コントロールしようとする」です。
子どもの人生の課題は、子ども自身が取り組む。
取り組むタイミングは、子どもが決める。
子どもの課題や評価と親の課題や評価をきちんと分けて認識し、見守る。
それが大切だと、長女が小学生になってから分かりました。
長女が小学校入学前は、「きちんとした教育こそが、母親の役目」とばかりに、
長女の本当の気持ちを考えず、自分が「良い・正しい」と思ったことを長女に押し付けていました。
(特に当時、娘にアトピーがあったので、その事に関してはなおさらです)
そして、それを「いいこと」とさえ思っている。
長女が通っていたモンテッソーリ教育の園長先生にそのことを指摘され、
さらに長女が小1の時、登校渋りになったことで、
ようやく「自分の至らなさ」に気づき、愕然としました。
でも「今(小1の時)に気づいてよかった」とも思いました。
まだまだ修復が可能なので・・・
それでも、長女の中の歪みを直すためには、押しつけの教育の年数分はかかると覚悟しました。
気づかないままいくと、いわゆる「毒親」になると思います。
私自身「毒親」(←父親ごめんなさい)に悩まされて生きてきたのに、
あやうく、自分もそうなるところでした。
本当に気付けてよかったです。
育児の基本は、
「子育て」よりも「子育ち」
「正しさ」よりも「楽しさ」
「心配」よりも「信頼」
を心がけること。
育児の根本の部分が、長女の小学1年の時の登校渋りを堺に、根こそぎ変わっていきました。
〜また失敗談は続きます〜
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