子どもが「生きているだけで幸せ」って感じていますか?
いやいや、娘・息子は、あれもできない、これもできない、
反抗はするし、うるさいし、自己主張強いし・・・
ホント毎日うんざり!!と思ってしまいますよね。
「子育て」って、そんなに甘くない!と感じますよね。24時間毎日のお仕事です。
「母親だから」っていうくくりで、だれもが「人(子ども)を育てる」という、大プロジェクトをしなければなりません。
途中で嫌になっても、辞められません。本当に辛いです。
ではどうすればいいか?
いくつかコツはあると思うのですが、一番のおすすめは、自分や家族に対して、「生きていることに幸せを感じる」ことです。
笑いの沸点のような感覚で、幸せの沸点(基準)を思い切り下げて、全てを喜びや幸せに変えてしまうのです。
水が飲めて幸せ
家族が健康でいて幸せ
無事に今日が終わることが幸せ
そんな感じで、全てに幸せを感じる。
それは、不可能なことではありません。
そうなれる方法を2つ程挙げてみます。
①いいことに意識がフォーカスするために、「いいこと日記」を1日1行でも継続して書いていく。
「今部屋の中にある赤いものはなんでしょう?」と聞かれると、赤いものが目に飛び込んでくる。
靴を買いたい時は、道に歩いている人や会う人の靴が気になる。
それと同じ原理で、「いいこと日記」を書いていると、「いいこと」に意識の焦点が当たってきます。
大きないいことでなくて良いのです。
「今日は空がきれいだった」
「久しぶりに実家の母と話をした」
「今日の夕ご飯は、美味しくできた」
など、幸せの基準点を下げて書いていくと、
だんだん、日常の中に、幸せがあふれてくる。
実際にやってみると誰でも実感できると思います。
②家族全員の赤ちゃんの時の写真を飾り、「生まれてくれてありがとう」と言葉を添える。
土浦にある河原先生という塾の先生が講演会をした時に、参加者のあるお母様から
こんなことを聞いたそうです。
「みなさんは、くそばばあ!と言われたり、学校へ行かないと言われたり、することが悩みだとおっしゃいますが、
私にとっては、その悩みが羨ましく、また微笑ましく感じます。
私の子どもは、ある病気で長い間入院をしています。
毎朝、子どもの顔の上に手を当てて、「今日も生きている」と確認ができると、涙が出るほど嬉しくなり、幸せの中で一日をスタートします。
そんな毎日なので、みなさまのお悩みが、とても微笑ましく感じるのです。」
私は、これを聞いた時、子どもへ過剰な期待をしていないか、と反省しました。
ただ生きているだけでいい。
元気で幸せそうに生きているだけで、親は幸せなんだ。
基本中の基本に戻った感覚でした。
親はただ子どもの命を愛してあげればいい。
もともとはそうだったのだから。
それに気づいた時、子育ての中の、一番大事なことを理解した、と感じました。
その感覚を忘れないために、家族全員の赤ちゃんの時の写真を家の中の見えるところに飾り、
「生まれてくれてありがとう」と言葉を書いたカードを添えました。
生きているだけで幸せ。
自分にも家族にもそう感じられると、生活も子育てもうまくいくようです。
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