オバマ大統領も将棋の藤井さんも

テクニックだけだと、子どもは敏感ですぐ分かり逆効果なので、
「子どもへの信頼感」を前提としてのお話ですが、

学力をつける環境を整えることは、 親が楽しく行えると思っています。
(7つの習慣でいえば、 「影響の輪」のところですね)

0歳〜就学前までは、モンテッソーリ教育の 「お仕事」「自己選択」などが とても参考になります。

モンテッソーリ教育とは、イタリアの女医マリア・モンテッソーリが 障害児のための教育を発見し、それを健常児に応用した 幼児教育法です。

「吉祥寺こどもの家」園長の 百枝義雄さんは、 次のように語っています。

マリア・モンテッソーリは、「人類が初めて経験した戦争は、 大人と子どもの戦争である と言いました。
この戦争を回避する手段は、 神様がお子さんに与えてくれた 「自分を伸ばす力」を信じることです。
「この世の中で、 私が私でありたいのと同じく、 あなたはあなたでありますように」 と祈りながら見守ることです。

小さい子どもは、 環境を整えてあげれば、 ものすごい勢いで自分を伸ばすことに夢中になります。
その環境とは、 まず親のマインドで、 次に子どもに合った身の周りの環境を整えることです。

「自分の身の回りのことを なるべく自分でする」とか 「子ども自身の選択を大切にする」、「本物を使う」等を 小さい頃からしていると、 子ども達は、自分の感覚に照らし合わせて選択する「自己選択」の感覚を日常から磨いていけるようになります。

これは、難しいことでなく、 普段から洋服を選ぶとか、 お菓子を選ぶとか、 あまり支障のないものから始めて 子どもに任せてみると、だんだんと選ぶ感覚が磨かれていきます。

結構子どもなりに考えているし、 少しくらいの失敗でも、 学ぶ機会と「自分で選べた」感覚が 後で「自己効力感」につながるようです。

この辺り、コーチングの考え方、 「答えは自分の中にある」 につながってきます。

あと子どもが料理や掃除が しやすいように、子どもサイズの包丁やほうきを用意する等、 環境を整えることに力を入れると、 子どもは夢中になります。

この時、 大人の見守る(我慢する)力が 必要になるのですが・・・

この時、見守りに徹するためには、 やはり自分自身を満たすことが 大切になります。

この環境を整えて、 日常の「お仕事」をどのようにしていくかは、 またお伝えします。

今は、将棋の藤井さんで 知名度が高くなっているので、 (昔はほぼ「何それ?」と聞かれた・・・) 「モンテッソーリ」で調べると、 たくさんのハウツーが出てくると思います。
家で使えるものを今度 まとめてみようと思います。

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