テクニックだけだと、子どもは敏感ですぐ分かり逆効果なので、
「子どもへの信頼感」を前提としてのお話ですが、
学力をつける環境を整えることは、 親が楽しく行えると思っています。
(7つの習慣でいえば、 「影響の輪」のところですね)
0歳〜就学前までは、モンテッソーリ教育の 「お仕事」「自己選択」などが とても参考になります。
モンテッソーリ教育とは、イタリアの女医マリア・モンテッソーリが 障害児のための教育を発見し、それを健常児に応用した 幼児教育法です。
「吉祥寺こどもの家」園長の 百枝義雄さんは、 次のように語っています。
マリア・モンテッソーリは、「人類が初めて経験した戦争は、 大人と子どもの戦争である と言いました。
この戦争を回避する手段は、 神様がお子さんに与えてくれた 「自分を伸ばす力」を信じることです。
「この世の中で、 私が私でありたいのと同じく、 あなたはあなたでありますように」 と祈りながら見守ることです。
小さい子どもは、 環境を整えてあげれば、 ものすごい勢いで自分を伸ばすことに夢中になります。
その環境とは、 まず親のマインドで、 次に子どもに合った身の周りの環境を整えることです。
「自分の身の回りのことを なるべく自分でする」とか 「子ども自身の選択を大切にする」、「本物を使う」等を 小さい頃からしていると、 子ども達は、自分の感覚に照らし合わせて選択する「自己選択」の感覚を日常から磨いていけるようになります。
これは、難しいことでなく、 普段から洋服を選ぶとか、 お菓子を選ぶとか、 あまり支障のないものから始めて 子どもに任せてみると、だんだんと選ぶ感覚が磨かれていきます。
結構子どもなりに考えているし、 少しくらいの失敗でも、 学ぶ機会と「自分で選べた」感覚が 後で「自己効力感」につながるようです。
この辺り、コーチングの考え方、 「答えは自分の中にある」 につながってきます。
あと子どもが料理や掃除が しやすいように、子どもサイズの包丁やほうきを用意する等、 環境を整えることに力を入れると、 子どもは夢中になります。
この時、 大人の見守る(我慢する)力が 必要になるのですが・・・
この時、見守りに徹するためには、 やはり自分自身を満たすことが 大切になります。
この環境を整えて、 日常の「お仕事」をどのようにしていくかは、 またお伝えします。
今は、将棋の藤井さんで 知名度が高くなっているので、 (昔はほぼ「何それ?」と聞かれた・・・) 「モンテッソーリ」で調べると、 たくさんのハウツーが出てくると思います。
家で使えるものを今度 まとめてみようと思います。
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