私は、中3の時にいろいろなストレスから、表情が気になる対人恐怖症になり、学校は休まない(休めない)ものの、毎日砂を噛むような学校生活を送っていました。
自分を治そうと、色々な心理学等の本を読み、その中から『生活の発見会』という神経症の自助グループがあることを知りました。
そこに、高2から参加をして、社会人・主婦・お年寄り等年齢や役割は違くても、神経症というお互い同じ立場から、共感し学び合う関係を体感してきました。
今でこそ心理学はかなり認知されてきましたが、当時は「変な宗教ではないか」と自助会に対して、誤解もあったことと思います。
様々な偏見を乗り越えて、運営してくださっていた方々に、随分時間が経ちましたが、改めて心から感謝いたします。
私の対人恐怖症が治ったきっかけは、
①大学生活の時に、いろんな自己啓発セミナーに参加をして、徹底的に自分を癒す時間をもてた(変な宗教にはまらないで本当によかった)(大学も心理学や教育学を学ぶところだったのでちょうど良かった)
②大学卒業直後、実家の近くで一人暮らしを始めて、実家にいた時より遥かに想像を超えた「やること(仕事と家事)」が沢山で、対人恐怖のことばかり考えられなくなった。
=対人恐怖的感覚にだけ構っていられなくなった
=現実の生活の中で、いやおうなしに視野が広がった
の2つだと振り返って思いますが、
大学生活や新社会人の時に上にあげた自助グループにいることで、
「同じ境遇の人がいる」「その人たちも、今じたばたしながらなんとか社会で生活をしている」「私だけが変な人じゃなかったんだ」と共感性・安心感を得られ、それが行動する基盤になったのだと感じています。
それなので、今度は私が、ずっとやろうかどうしようか迷っていたのですが、HSP自助会を立ち上げようと思いました。
少しでも、共感性・安心感が得られ、日々の生活が少しでも楽になるよう、サポートをしていきたいと思っています。
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